"Creep behavior of C-S-H under different drying relative humidities: Interpretation of microindentation tests and sorption measurements by multi-scale analysis"がCement and Concrete Research誌に掲載されました。
処女乾燥下のセメントペーストについてクリープの物性を取得し,C-S-H中の水の量との相関を確認しました。C-S-Hのクリープの進行速度は,C-S-H層間に吸着する統計的吸着厚さの高い相関があり,最近のMITグループの研究,Qomi らの分子動力学計算,vanDammeのクリープのメカニズム研究成果と比較・議論し,そのメカニズムがC-S-Hシートのせん断スリップによるものと位置づけられました。この手法を用いれば,任意の乾燥履歴におけるクリープ変形をかなり適切に予測ができます。