鉄筋コンクリート造建築物の経時的な力学特性変化

鉄筋コンクリート造建築物の経時的な力学特性変化(架構,構造部材の剛性や降伏点の変化)のうち,これまで構造系の研究者に意識されてこなかった”乾燥”の有無をパラメータとした大規模骨組みの静的載荷実験を実施しました。乾燥の影響に関する以下の知見を得ることを目的としています。

  1. RC造架構の地震応答時に生じ得る危険性(過大な変形や偏心)とそのメカニズムの解明
  2. RC造部材の形状,鉄筋比,部材間の剛性比および収縮ひび割れ発生箇所が架構の剛性・耐力(特に降伏点)に及ぼす影響評価

damage of boundary of wall

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